中村哲さん(2020年1月7日)

10年も前になるだろうか

京都市内の大学の講堂で講演会が開かれた

途切れ途切れに話を思い出す

切れ切れの話を書いてみる

「私は頭が悪いけど、アフガニスタンの現地語を

6つしゃべれます」

驚異的な頭脳、すばらしい言語能力の持ち主である。

それなのに、なんて謙虚な物言い。

「私はフランス人と現地では間違えられた」

これは笑いをとろうとして言っているのだろう。

「銃撃されたとき、運転手が失禁しました」

命の危険が迫ったときに言うセリフにしては

ユーモアを感じさせられる。

「家族がいなかったらなあ。もっともっと

できることがあるのになあ」

本音なんだろう。

あとは盲腸炎の手術をしているときの姿。

ちゃんと外科医もできるんですよとアピール。