風は神がおこすものと
信仰されていたころ
雷もまた神がおこすものと
信仰されていた
いつしか信仰が薄れゆき
木枯らしが数えられるものとなり
下界の現象とみなされる
本当は今も神が風をつかさどる
道端を
庭の片隅を
吹き抜けて現われわたる
今朝の青空
木枯らし1号の吹いた今朝
神がいたるところに満ち満ちていた
風は神がおこすものと
信仰されていたころ
雷もまた神がおこすものと
信仰されていた
いつしか信仰が薄れゆき
木枯らしが数えられるものとなり
下界の現象とみなされる
本当は今も神が風をつかさどる
道端を
庭の片隅を
吹き抜けて現われわたる
今朝の青空
木枯らし1号の吹いた今朝
神がいたるところに満ち満ちていた