5月連休のころだったか
クルマの運転のしかたを変えた
狭い道の向こう側から
対向車が来たとき
いつも
道幅が広くすれ違えるところまで
バックすることにしてみた
あたりまえだがクルマは後ろにも進める
ミラーを見て慎重に
バックする
対向車はするりと
難なく通過する
そのあとに
また前進をするわけだ
対向車が譲ってくれる、つまりバックしてくれるときが
ときどきある
そのとき以外は
ほとんどいつも譲ることにした
60秒かもっと時間がかかっているはずだ
対向車と意地の張り合いがない分
気分的に穏やかさを失わない
60秒の価値はある