まだほの暗い朝
鳥たちは目をさまし、鳴き始める
ある鳥が言った
「私たちは生きていていいの?」
「えさが見つからないかもしれないし
空気はこんなに冷たい」
別の鳥が答える
「私たちは生きていていいのよ」
「きっとえさは見つかるし
ひっつきあっていたら体はあたたまるよ」
すると
最初に心配そうにしていた鳥は
「それなら
私は今日、生きていていいのね」
と安心したのだった
まだほの暗い朝
鳥たちは目をさまし、鳴き始める
ある鳥が言った
「私たちは生きていていいの?」
「えさが見つからないかもしれないし
空気はこんなに冷たい」
別の鳥が答える
「私たちは生きていていいのよ」
「きっとえさは見つかるし
ひっつきあっていたら体はあたたまるよ」
すると
最初に心配そうにしていた鳥は
「それなら
私は今日、生きていていいのね」
と安心したのだった