ワガシだって?
和菓子じゃないよ
和樫だよ
垣根に植える木なんだ
格の低い木だ
松が殿様なら
和樫は駕籠かきか
秋にはどんぐりが豊饒に実る
春には古くなった葉が落ちる
誰の視界にも入らず
近寄るのはどんぐりを拾うこどもくらいだ
なぜか知らないけれど
ワガシの落とす葉をほうきで掃いていると
春の到来をしみじみ思う
古くなった衣服を脱ぎ去るかのようだ
新しい衣服を身にまとうように
新しい葉が生えてくる
つややかで光を反射し輝いている
ワガシの葉が落ちるとき
ほうきではきながら
しみじみ思うのだ
ワガシだって?
和菓子じゃないよ
和樫だよ
垣根に植える木なんだ
格の低い木だ
松が殿様なら
和樫は駕籠かきか
秋にはどんぐりが豊饒に実る
春には古くなった葉が落ちる
誰の視界にも入らず
近寄るのはどんぐりを拾うこどもくらいだ
なぜか知らないけれど
ワガシの落とす葉をほうきで掃いていると
春の到来をしみじみ思う
古くなった衣服を脱ぎ去るかのようだ
新しい衣服を身にまとうように
新しい葉が生えてくる
つややかで光を反射し輝いている
ワガシの葉が落ちるとき
ほうきではきながら
しみじみ思うのだ