おぼえている人もいるだろう
4月10日が何の日か
それは
皇太子ご成婚記念の日
ぼくは
小学校4年生の春の日だった
桜 満開は過ぎた(2024年4月13日)
路面には花びらが落ちている
満開がすぎたことがわかる
もし
散らなければ
年中咲いているサクラを
誰も見なくなるんじゃないかな
傘がこわれた(2024年3月31日)
折りたたみ傘
長いこと、使っていた
ワンタッチで開く
一昨日に使ったときには
何ともなかった
昨日になって、開かなくなった
ワンタッチのボタンを押しても
開いてくれない
こわれたのだろうか
もの忘れ(2024年3月17日)
ある食べ物の名まえを忘れた
イギリスでアフターヌーンティーのときに
食べる小麦粉の菓子
朝から、ときぞき、思い出そうとトライし続けた
夜も9時になって
思い出した
スコーン
いつもそうなのだが、
何かの名まえを忘れたとき
一日でも二日でも
思い出そうとする
やがて
そうだ
と思い出す瞬間がやってくる
卒業式(2024年3月14日)
卒業式シーズンの3月
医学部を卒業したときの卒業式を思い出そうとする
国家試験も終わったあとだったか
それとも
国家試験の前だったか
記憶があいまいになっている
国家試験の受験のとき
同じ大学の学をが同じ部屋に入れてくれたのが
ありがたかった
琵琶湖に雨がふる(2024年2月25日)
このところ、雨ふりが続く
琵琶湖の水がふえているだろう
今年に入ってから
雨がふらなくて
琵琶湖の水位が下がっていた
コロナ(2024年2月18日)
コロナにかかりました
と言えないふんいきはもはや
なくなったようだ
実はコロナにかかりまして
あいさつ代わりになっている
「何度目ですか」
「二度目なんです」
こんな会話が聞こえてくる
ゆず(2024年2月18日)
お天気のいい日にプラプラと
歩いていると、あちらこちらの
庭木に、ゆずがぶらさがっている
皮は厚いし、味はすっぱいし、
小鳥は食べようとしない
何日も何週間も
木の枝にゆずがぶらさがっている
ジャムにしてみるとか
皮をサラダに散りばめるとか
使い道はありそうだ
イヤホン連れて(2024年1月18日)
歩きながら、イヤホンをつけている人
危なくないのかな
後ろから自転車が来たらよけられるのかな
りんごがおいしい(2024年1月16日)
りんごは、毎年、おいしくなっていく。
そんな気がする。
みかんもまた、毎年、おいしくなっていく。
そんな気がする。
バナナは変わらない。
バナナはずっと、同じおいしさだ