生きるとは失敗すること(2022年10月4日)

こないだの日曜日、初老の男が、年上の知人としゃべっていた。

暑い日だった。日陰にあるカフェの席でコーヒーをのみながら。

年上知人が言う。

「人生とは失敗の連続なんだよな。千に一つ、うまくいくときがある」

「失敗だらけに人生だったと、ときおり、落ち込むのですが、しょげることはないんですね。

初老の男はこんな話を初めて聞いて、

意外であり、それでいて、深く納得したのだった。