異次元の世界(2018年7月13日)

ゆるやかな石段を登っていくと

玄関があり

ピアノ曲のレコードが聞こえていた

チャイムを鳴らすと

ピアノの音がとまり

玄関の扉があけられた

家の主がピアノを弾いていたのだった

レコードではなかったんだ

訪問の男は

驚き

異次元の世界へと

自分が引き寄せられているのを感じた