真夏の昼下がり 白い鳥

 シェイクスピアの『真夏の夜の夢』は、真夏の話だと思われている。けれども実際には真夏とは夏至のことなのだそうだ。夏至から約1か月が過ぎた。今、ほんとうの真夏が来た。

 水田のそばを歩いていたら、白い鳥を見つけた。10羽ほどが一枚の水田に降り立っていた。きっと餌を探しているのだろう。そのうち、2羽がダンスを踊り始めた。すぐに辞めてしまった。

 鳥の名はわからないままである。