雪をかぶった嵐山

 夜中に雪が降った。朝、嵐山をうっすらと白く染めていた。日が昇るとあっけなく融けていく。寒さが頂点へ向かって増していく。寒さに体がなれるのは数日遅れだ。その頃にはさらに寒さが強まっていくのだ。