黄葉

 雨降りの翌日晴れると、イチョウの木の幹についているコケがひときわ緑に光る。
黄葉と書くのは万葉集のころはふつうだと新聞記事で読んだ。京都新聞11月24日の漢語歳時記の中で、こう書かれていた。黄葉に半分ほどなりかけているイチョウを写真に写した。実物のきれいさには及ばない。