アスリート・フット

 爪水虫と言う名前の病気がある。足の水虫を長いあいだ放置しておくと、爪にまで水虫菌が入るようになる。それが爪水虫だ。最初は爪の色が濁ってくる。そのうち、黄色になってくる。さらに時間がたつと、両側の皮膚にくいこんでいく。まき爪である。こうなると切ることもむずかしくなる。

 水虫くらいと放置しておくと、爪水虫からさらに足がくさっていく病気になる。それがえそである。

 英語ではアスリート・フットという。運動する人たちが、着がえのときに、はだしで踏むマットや床から菌をもらってうつるから、こういうのだそうだ。

 ここに書いたことは最近、皮膚科医から教わったことで、印象的だった。実例を写真で見せたいところだけれども、まだモデルが登場しないので、のせられない。いつかモデルが現われたら、のせてみようかと思っている。