6月の空

今年の夏至は6月21日で、土曜日にあたる。空がいつまでも青く、青さの中に夕焼けが浮かび上がり、やがて、深い青に沈んでいく。そんな空の変化が晴れていれば、見ることができる。

 5月31日、午前中の雨があがった日の夕方に、西の空を写真にとった。まだ夏至まではだいぶ日にちがある。

京都の菓子の暦によると、5月は鮎、6月は水無月とされている。鮎はあゆのかっこうをしていて、タイ焼きに似ているのではないかと思っている。まだ食べたことがない。水無月はみなづきと読み、小豆のお菓子である。昨年6月以来、見たことがないので、忘れてしまった。