冬の詩(平成26年12月27日)

もし歌を詩を

季節ごとに分けていくと

春の詩が一番多く

その次が夏の詩

そして秋の詩

最後が冬の詩になるのだろうか

たしかに冬は歌う心が冷え切ってしまう

だからといって

冬の詩を歌わなければ

ますます歌心は枯れ果てるだろう

街路にも寺院の庭園にも

雑草すらも枯れ果てて

冬枯れの荒涼とした風景は

歌うにあたいするのだろうか

これ以上落ちることはない

零落の季節は美しくないのだろうか