ときどき目にする、真逆ということば。
こんなことばはあったのかな?
それにしてはよく使われている。
正反対という意味だという。
それなら正反対と言えばいいのに、と思う。正反対だって、
反対を強めるために「正」を付け足したのだから
逆を強めるために、「真」をつけたのだろう。
真正面とか真昼とか真夜中と同じこと。
2か月に一度、診察にやってくる70代半ばの
紳士、S氏はいつもこうおっしゃる。
「お元気でしたか?」
「はい、わりと元気に過ごしていました」と私。
まるで私が診察を受けているみたいだ。
そうなんだ。
これが真逆なんだ。