起きて一畳寝て半畳(平成26年12月23日)

あなたと私だけの

小さな空間ゆえのくつろぎは

捨てがたいけれど

人にはもっと大きな空間がいる

視界の届くかぎり

地上は200キロ遠方が見え

天空は果てしない高さを望む

人はいかにも微小な存在だが

大空間があればこその

生命体

あなたと私

孤独ではないことを確かめるために

この寄る辺なき大空間がときにはほしいのだ