土曜日の昼が来た
6日間の仕事日が終わる
週末のベルが鳴る
デッキでくつろぐネコも
眠たげな目をしている
早朝カラスの群れがたけだけしい鳴き方を
していた
あれは争いをしていたのだ
闘いは終わった
どこにもカラスの姿は見えなくなった
水田がなくなっていく
数年前まではあんなに鳴き声が
聞えていたカエルもいなくなった
ぽっかりと天に空いた穴のような
土曜日の午後
魂が穴からさまよい出ていく
月曜日の朝まで
行方知れずになるのだ
土曜日の昼が来た
6日間の仕事日が終わる
週末のベルが鳴る
デッキでくつろぐネコも
眠たげな目をしている
早朝カラスの群れがたけだけしい鳴き方を
していた
あれは争いをしていたのだ
闘いは終わった
どこにもカラスの姿は見えなくなった
水田がなくなっていく
数年前まではあんなに鳴き声が
聞えていたカエルもいなくなった
ぽっかりと天に空いた穴のような
土曜日の午後
魂が穴からさまよい出ていく
月曜日の朝まで
行方知れずになるのだ