カフェにて(平成26年8月2日)

きのう午後の空いた時間

仕事場近くのカフェへ足が向く

離れた席では中年女性が数人

大きな声で話し合い

私はねえ、今度、パレスティナへ

特攻隊に行くんや

様子のいい人が語る

あんたこないだ右肩を骨折したばかりじゃないの

なんてぶっそうなことを言うの

そうなんよ まだ右腕が上がらないけどね

そんな体で何の役に立つの

きかれたくだんの女性いわく

砲弾が落ちてくるとき

こどもの体を私の体でおおうのよ

そうすれば被弾は私の体で

食い止められる

これが私の特攻隊なんよ

話題は次に介護のぐちへと

移っていった