住宅に畑に田んぼを両側に
私鉄電車は線路を疾走する
線路はまっすぐどこまでも
(これなら僕でも運転できそうだ)
車内ではスマホをながめて
何やら忙しそうな乗客が席を占める
なかでもひとり若き女性
持参の紙袋からテイクアウトの
のみものを取り出し
一口のんでは
バウムクーヘンの小片を口にいれる
人前で堂々と落ち着き払った飲食は
まるで室内風景のよう
30分の車中時間を有意義に使うには
スマホ、飲む、食べる
三つを同時並行に進めるわけだ
電車は走り人生は過ぎていく
住宅に畑に田んぼを両側に
私鉄電車は線路を疾走する
線路はまっすぐどこまでも
(これなら僕でも運転できそうだ)
車内ではスマホをながめて
何やら忙しそうな乗客が席を占める
なかでもひとり若き女性
持参の紙袋からテイクアウトの
のみものを取り出し
一口のんでは
バウムクーヘンの小片を口にいれる
人前で堂々と落ち着き払った飲食は
まるで室内風景のよう
30分の車中時間を有意義に使うには
スマホ、飲む、食べる
三つを同時並行に進めるわけだ
電車は走り人生は過ぎていく