誰がために雨はふる(平成26年3月2日)

それは人のためではない

なぜなら人は明るい光を好むから

人は雨なしで生きていける

植物は雨なしでは生きていけない

なぜなら動けないから

雨がふる日を植物は恋いこがれているのだ

雨の日の植物のよろこび

ごちそうにありついた哺乳類も

及ばない歓喜のとき