10年も前になるだろうか
京都市内の大学の講堂で講演会が開かれた
途切れ途切れに話を思い出す
切れ切れの話を書いてみる
「私は頭が悪いけど、アフガニスタンの現地語を
6つしゃべれます」
驚異的な頭脳、すばらしい言語能力の持ち主である。
それなのに、なんて謙虚な物言い。
「私はフランス人と現地では間違えられた」
これは笑いをとろうとして言っているのだろう。
「銃撃されたとき、運転手が失禁しました」
命の危険が迫ったときに言うセリフにしては
ユーモアを感じさせられる。
「家族がいなかったらなあ。もっともっと
できることがあるのになあ」
本音なんだろう。
あとは盲腸炎の手術をしているときの姿。
ちゃんと外科医もできるんですよとアピール。