
大阪では恐竜展が開かれているそうだ。
恐竜店と
いう漢字を思い浮かべた。
恐竜のフィギュアを売っている店かと思われてしまいそうだ。
それとも恐竜が何かを売っている店かなと思われそうだ。
この頃、喫茶店ということばが頭にしみついているので、
てんと聞けば、店のことと思ってしまうのだった。

大阪では恐竜展が開かれているそうだ。
恐竜店と
いう漢字を思い浮かべた。
恐竜のフィギュアを売っている店かと思われてしまいそうだ。
それとも恐竜が何かを売っている店かなと思われそうだ。
この頃、喫茶店ということばが頭にしみついているので、
てんと聞けば、店のことと思ってしまうのだった。
準備期間は5か月。
飲み物(コーヒー、紅茶、日本茶)と
ケーキの喫茶店をオープンした。
16席の小さなカフェ。
道路に近いところに
テーブルと黒板の立て看板を
出してある。道行く観光の人々が写真撮影していく。
入ってくれるのかな、と期待していると、たいていは
カメラをしまって、そのまま立ち去っていく。
なくしやすいもの。
その一番は傘。
その次は手袋だろうか。
1週間前にマフラーをなくした。
近所の喫茶店から電話がかかってきた。
忘れていますよ。
取りに行った。
こんな話を聞いたことがある。
ある女性が通勤のときに、ハイヒールのかかとをなくしてしまった。
帰り道に、落ちているのを見つけた。
私はまだ、靴をなくしたことだけはない。

今、乗っているのは中古車だ。
購入して乗り始めた頃のこと。
急に雨が降り出した。
フロントガラスのワイパーのスィッチを入れた。
次に後方のガラスのワイパーのスィッチを入れようと
思った。
どれだけ探しても、スィッチが見つからなかった。
車を降りて、後ろへ回ってみた。
そもそもワイパーがついていない。
こんな車があるもんだと初めて知った。
後方ガラスにはワイパーがないのだから、
スィッチが運転席のボタンに
あるはずはなかった。

東京では大雪、京都では風雨、きょうは成人式。
小止みのときに道路に傘を置いて写してみた。
傘という漢字が好きだ。同じ形を4個含む漢字は
全部好きだ。そのなかで傘が一番好き。
ボールペンで書くと、
何度でも書きたくなる。
フランス語では、日傘がパラ・ソル。
雨傘がパラ・ピュルイ。

さあ、帰ろう。と思って自転車置き場を探すと
自転車が見当たらない。
周囲を見回してもどこにも見えない。
鍵をかけておかなかったから、誰かが乗って
行ってしまったんだ。
あきらめないといけない、と思った。
そのとき、思い当たることがあった。
いつも行く郵便局へ行って、帰りに置いたまま
戻ったのではなかったか。
郵便局まで見に行くと、見つかった。
新年の仕事始めの日の、ちょっとした事件だった。

いつもの通勤の道で見つけたさざんかの花が
二輪咲いている。つぼみがたくさんあるので、これからも
咲き続ける。
日差しがのびてきて、夕方5時の空にまだ明るみが
残るようになった。静かな時の止まったような時間。
本格的な寒さはこれからだ。

きょうから仕事始め。
朝、小雪が舞った。ひとひら、ひとひら、舞い降りてくるのが
見える。写真にとれるだろうか。地面に落ちると、すぐに消える。
積もらない。
予想よりもはっきりと写っていた。
正月、ラグビーの試合や二日がかりの駅伝がテレビで
放映されていた。はなやかなニュースのかげで、
人知れず、黙黙と働いていた人がいる。
交通機関、消防署、病院、お年寄りの施設・・・・
そのような人にとって、正月休みは今から
始まる。

あじさいの花だったのが乾燥して、色あせて、
それでも茎はまっすぐに、葉はとっくに散ってしまって
いるのに、風にゆれていた。
去年の12月は29日から年末年始の休診に
入り、3日のきょうまで休んだ。毎朝ふだんと同じ時刻に
起きるようにしていた。朝寝坊をしないほうが結局は
楽だからだ。
きょうも町は静まり返っていた。どこにも揚げられた凧は
なく、すずめが電線から木々の間へ飛んで行った。