台風一過の秋晴れのように、秋雨前線が通り過ぎて、青空が美しい。共同募金の始った日だけれど、移動経路には見当たらなかった。

午前の仕事を終えて、外に出ると、こんな空が広がっていた。
台風一過の秋晴れのように、秋雨前線が通り過ぎて、青空が美しい。共同募金の始った日だけれど、移動経路には見当たらなかった。

午前の仕事を終えて、外に出ると、こんな空が広がっていた。
ちょうど彼岸の中日で、青空が見えた。落柿舎前の畑にヒガンバナを見つけた。テレビで写すようなきれいな形のものはなかなか見つからない。

朝から雷と豪雨の日曜日だった。このあたりの川は増水していることだろう。雨脚が弱いときに外へでてみた。近所に楠の幼木を見つけた。鳥が種を食べ、糞をした場所がここだったのだろう。今はまだ高さ3メートルに達しないけれども、50年たつと高さ30メートル以上の巨木に成長する。

徳島から淡路島を縦断して明石海峡大橋を渡る。途中、鳴門を通るとき、水面を見ていた。あの有名なうず潮かどうかわからないけれど、写真をとった。
遠くに水平線が見えて、かすかに円弧をえがいているのがわかる。
鳴門の地形を地図で見てみると、複雑な形をしていて、それがまた美しい。

土曜日の夕方、大阪駅から高速バスに乗って、徳島に向かった。
途中、尼崎、西宮、芦屋、神戸の湾岸道路を走る。西宮を通るとき、甲子園の浜べがよく見える。小学生のころの遊び場だったので、何度見ても懐かしく思われる。残念ながら夕闇が迫り、写真にはとなかった。
今でも釣りができるのだろうか?徳島駅の駅前にあるタリーズ・コーヒーの店を写した。スタバはなかった。ドトール・コーヒーがあった。

9月8日のNHK番組に続いて、10日の朝日新聞でもサンゴ礁が死滅していくことが報じられている。
死滅して白くなるのを白化というのだそうだ。
ずっと前に「白いサンゴ礁」という題の歌がはやっていた。死滅したサンゴ礁を歌ったつもりはなかったと思うのだが、どうなのだろう?
オーストラリアのグレート・バリア・リーフは200万年の歴史がある。そんな長い間なら、何度も死滅しては再生することをくりかえしてきたのではないだろうか? まさかサンゴ礁が200万年も生き続けるとは思えないのだが。
ここから思いっきり楽観的な話になる。これまでもサンゴ礁は死滅と再生を繰り返してきた。その周期があまりにも長く、誰も見た人はいない。今、死滅しつつあるサンゴ礁もまたいつか再生する。
そうだとすれば、海水が温暖化してサンゴ礁が死滅していくことをただ、見守っていればいいのではないかしら?

用事で静岡へ行った。さかな料理の店で、夕食にさくらえびのかき揚げを食べた。さくらえびは静岡の名産なのだそうだ。
昔の学校友達が30人ほど、東京に集まった。日比谷公園を見下ろすプレスセンタービルの最上階にアラスカという名前のレストランがあって、借り切った。大きな窓の外には稲光がたえまなく明滅している。豪雨の1週間だった。
翌日は晴れた。埼玉県の知人の産婦人科診療所を訪ねた。こちらの院長は5日間のアラスカ旅行から帰国したばかりだった。帰国するなり丸2日間に5人のあかちゃんがうまれたのだそうだ。
同じアラスカ帰りだけれど、時差のあるなしは大きな違いだ。日本とアラスカとは、37時間もの時差がある。

いつものように、夜に手術の手伝いに行った。帰る頃、街路はすっかり暗くなっている。ガソリンスタンドが暗がりの中に浮かびあがる。セルフスタンドにもすっかりなれた。
このスタンドは24時間営業をしている。給油作業をする空間は無人だ。

もうすぐ夏も終わりが来る。蚊取り線香を見ていたら、そんなことを思った。来年の夏まで、物置の中にひっそりとしまわれる。そんな日が近い。
蚊は英語ではモスキートーというのだそうだ。日本語では一文字で、「か」と言えばすむ。
モスキートーが普及するのはまだまだ先のことだろう。それともそんな日は来ないかもしれない。