ココア1杯(2022年1月4日)

寒いね

寒いな

って言いながら、早、もう、年明け4日

ココアを1杯飲みたくなって

スーパーへ走る

粉の入った缶を買い

いちもくさんに帰宅

ミルクをわかし、砂糖をいれて

できあがり

飲み干せば

もうココアのことは忘れ去り

しまわれたココア缶は忘れ去れる

冬来たりなば春遠からじ(2021年12月23日)

数字で考えることにした。

冬至から春分の日まで、3か月。

春分の日から夏至まで、3か月。

夏至から秋分の日まで、3か月。

秋分の日から冬至まで、3か月。

90日で季節が移るわけである。

そうだ、そうなんだ。あと90日したら、春が来る。

たった90日。

いつまでも冬がいすわるわけではないのだから

冬の楽しみを見出して、やり過ごすことにしなくちゃね。

ニュースダイエット

いい本だよと

YouTube動画で見て

本を買った

スイスの人が書いた本

自分に関係のある狭い世界を知っているだけでいいのだと

困っている人たちのために寄付をしようと

新聞を読むのを止めた

時間がふえた

寄付はまだしていない

感性の違い(2021年9月16日)

休日には

轟音を鳴らして走る

バイク好きの男がいた

「あの音がいいんだよね」と言うので

「騒音としか思えないな」とぼく

「感性のちがいだね」と

バイク好きの男がまた言う

なるほどね

合点がいった

今は大音量で走るバイクを見ると

轟音を楽しんでるんだなと

思うようになった

今はもう秋

バイク好きが走る季節がやってきた

あの男は走っているだろうか

始めれば終わる(2021年7月25日)

やらないといけないがあって

それはわかっているのだけど

おっくう めんどくさい

そんなときには

始めれば終わる

こう思うと不思議と

とりかかれる

とにかく始めることだけを考える

始めれば終わる

始めれば終わる

呪文のように唱えよう

セミは鳴く(2021年7月25日)

セミは鳴く

セミが鳴き始めて2週間以上が過ぎた。

今日も朝から鳴いている。

セミが鳴かなくなる日が来る。

夏が終わる。

セミが鳴かなくなる日はいつ、来るのだろうか。

暑い夏が終わるのは歓迎したい。

けれども

なぜかいつまでも続いてほしいと願う。

終わるのは夏だけではない。

この夏を生きる自分と別れるのが

さみしいのだ

メダカ(2021年7月11日)

数日のあいだ家を留守にしていた

帰宅すると水槽のメダカが動かなくなっていた

2歳の娘が言う

「ねえ、メダカは死んだの?」

私は答えた

「そうだね メダカは死んでしまった」

娘はまた言う

「それなら私も死ぬの?」

私は答えた

「そう いつかは死ぬよ 

でも遠い遠い先のことだよ

地球を何周も何周も歩いて回るくらい時間がかかる

それよりももっと遠い先にことだよ」

娘はもう何も言わず

私は娘を抱き上げた