歯のメンテナンス(2022年11月13日)

土曜日の午後、いつも行っている歯科医院に行った。歯のメンテナンスをしに。

今後は2か月半ぶりである。超音波とかいう機械の処置がなぜか痛い。おまけに

口の中に水を流すので、むせそうになる。苦行としか言いようがない。歯科衛生士さんは豪快に笑い、機嫌よく、処置を続ける。

「インプラントしても、歯に冠をかぶせても、やっぱり、元々の歯には

かなわないね。神様が作った物以上を人がつくれやしないもん」と院長のセリフ。

それはそうだ。それにしても痛い。

「メンテナンスしたら、葉の具合はどうですか」と帰り際に歯科衛生士さんの

℉さんから尋ねられた。

「口の中がさっぱりしますね」

「では次は3か月したら、着てくださいね」

「はーい」

歯科医院で販売している歯ブラシは異常なくらい、安価である。安価だからと

いうわけでもないか、数本まとめて買った。

嵐山観光(2022年11月13日)

今日の日曜日、小雨だった。紅葉が散った。しかし

ほとんど無傷なので、まだ当分、紅葉を見られるだろう。

長辻通り、と言っても観光客は道の名まえを知らないだろう。

渡月橋の北の端からまっすぐ北へ向かう道の名まえである。

だんだん細くなり、最後は歩道もなくなる。この長辻通を

大勢の人が歩く。手には食べ物を持ち、反対の手にはたぶん

スマホを持って。たまにお店にスマホを置き忘れる人が

いるそうだ。

完全キャッシュレスの人なら、帰るに帰れないだろうな。

化野念仏寺(2022年11月10日)

久しぶりに化野念仏寺の方まで散策した。

あだしのねんぶつでら、というお寺。

中には入らず、前を通り過ぎた。ちょうど夕方の5時。

観光客らしき人3人が門から出てきた。閉門の時間なのだろう。

さらに先へ進むと、知人と出くわした。散歩の途中なのだと

言う。

じゃあね、またね。

家に着くころにはもう暗くなっていた。あとひと月半したら

冬至だものね。

毎日三つの良いこと(2022年11月8日)

朝に家を車で出たとき、近所のご夫婦を追い越した。

ゆっくりと歩いているので、車の窓を開けて

おはようございますと挨拶をしたら、

「おはようございます。いってらっしゃいませ」

と返された。

午後に銀行の窓口に行った。待合室で近所の人と出会った。

「お元気ですか」と向こうから声をかけてもらった

「元気ですよ。最近、観光客が戻ってきましたね」

なんて何気ない会話。

三つ目は皆既月食を見られたこと。

夜の訪問者(2022年10月28日)

10月も終わりが近づき、季節は秋だが、冬を感じるときがある。

とくに夜はそうだ。午後6時には真っ暗。昨夜、こんなことがあった。

午後8時を回るころ、こうこうと明かりのついた診察室の窓の外から

中をのぞきこんでいる二つの目に気づいた。診察補助の看護師が見つけた。

見つめ返そうとしたら、たちまち夜の闇に姿を消した。

白と黒の子猫だった。

 

良医というもの(2022年10月9日)

作家で精神科医の帚木蓬生さんがこんなことを書いている。

表舞台に現れない医師の中に、名医がいるのが現実なのだ。

しかし、この良医は、患者にはすぐには見えない。

じっくりとつき合わねば彼らの

優れたところはわからない。

(『風花病棟』新潮文庫 371頁)

生きるとは失敗すること(2022年10月4日)

こないだの日曜日、初老の男が、年上の知人としゃべっていた。

暑い日だった。日陰にあるカフェの席でコーヒーをのみながら。

年上知人が言う。

「人生とは失敗の連続なんだよな。千に一つ、うまくいくときがある」

「失敗だらけに人生だったと、ときおり、落ち込むのですが、しょげることはないんですね。

初老の男はこんな話を初めて聞いて、

意外であり、それでいて、深く納得したのだった。

しょうむない会話(2022年10月4日)

20歳の女性とその祖父との会話である。

孫が大きなイアリングをつけているのをじっと見て、

祖父「素敵なイアリングをしているね」

孫娘「これ、なんぼだと思う」

祖父「そりゃ、高っただろうね」

孫娘「200円なんよ。私がつけてたら、上等に見えるでしょ」

祖父「200円ならおじいちゃんでも買えるね」

孫娘「おじいちゃんならもっとたくさん買えるでしょ」

祖父「たしかに。10個くらい買えるよ」

孫娘「それなら耳が足りないよ」

祖父「誰か他の人の耳を借りないとな」

終盤に強い人(2022年10月3日)

序盤も中盤も負けがこんで

敗色の漂う終盤であっても

終盤にのぞんで

がむしゃらに力を発揮する

粘って粘って逆転する

絶対に負けられない

気迫を込めて力を出し尽くす

終わりが近づけば近づくほど

熱を帯びて

最後の最後まであきらめず

勝負をひっくり返す

そういう人でありたいと思う